中山道の旅

10:板鼻宿・安中宿


(昔話)・・くわしや



板鼻宿・・JR信越線/安中駅

       群馬バス/板鼻バス停

     板鼻祇園祭(7月)

安中宿・・JR信越線/安中駅

     原市の鳥追い祭(1月)


〜高崎駅・・板鼻宿・・安中宿・・安中駅〜


  緊急地震速報に驚いたが、少しの揺れも無く、安心。今日は最高の歩き日和だ。と準備した

のが9時を過ぎていた。

 

 高崎駅で昼食し、安中駅まで11kmを歩くことにして、いざ出発。

 

 高崎は駅を中心に発達した街で、戦争の被害もそれほど無く、ビル街を過ぎると土蔵造り

や古びた家と不釣り合いなマンションと混ざり合う不思議な街道を進んだ。

 烏川の君が代橋を渡り、自動車が激しく通る18号線の歩道歩きになった。

 

 中山道の難所、碓氷峠が源流の碓氷川の看板が誇らしげに立っていた。

18号線の歩道はうるさいのですぐ脇の土手を歩くことにした。

 

 ウグイスのさえずり、時々キジの鳴き声もあり、土手にニセアカシアが咲いていた。

右手には榛名の山並みが続いていて、左には有名な高崎観音が近くの丘に望める場所だ。

 

 ダルマの発祥地がここ高崎、道路脇に作りかけのダルマが天日干してある。大きなダルマもあり、橋の欄干もダルマが並んでいる。

 国道には交通安全と書かれた巨大ダルマがある。

ここのダルマは年間170万体、全国の80%が作られているらしい。

 

 ダルマは達磨大師がモデルで町人文化が栄え始めた1800年代にここで作られ始めたとか。

達磨寺は近くにあるようだ。

 

 もうじき今日の目的地、安中駅が近い。山の傾斜地に巨大な亜鉛工場、その向こうにギザギザの山陰を持つ妙義山が現れ、そのズーと先には碓氷峠の山々が霞んで見えた。

2012/5/14



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