中山道の旅

38:武佐宿・守山宿


武佐宿・・近江鉄道八日市線/武佐駅

守山宿・・JR東海道線/守山駅


〜五箇荘駅・・武佐宿・・守山宿・・守山駅〜南彦根(泊)


 初めて中山道を忠実に歩く旅でなく、田んぼ道を歩いて中山道に合流することにした。

旅は春に限りますよ、とヒバリの声と黄色いタンポポが教えてくれた。

  

 神社の森を見つけ、それを目指した。国の史跡と立て札にあった「奥石(おいそ)神社」だ。

 

 暫ゆくと白壁の小さな駅舎。木製の大きな看板に(中山道 武佐駅 近江鉄道)とある。

 

 ここからはまた国道8号線の歩道を行き、地図を頼りに正確に旧道に入った。かと思うとまた国道だ。地図によると、中山道は日野川の土手を進んで国道の橋を渡り、向こう岸の土手に戻るコースが描いてある。

 

 昔の街道は橋の場所が今とは違うようだ。河原で子供達が遊んでいる声がした。

田んぼを見下ろせる草むらに座りお握りタイムとなった。

 

 せまい道になり、自動車が横をかすめて行く。歩いている人は誰も居ないのだ。車は車輪がどぶ川に落ちないか、壁にぶつからないか。すれ違いのクルマを擦らないか、と気を付けて運転すれば良いのだろうが。この辺の人は運転が上手いな。下手な運転の私にはここに住めないよ。

 

 狭い狭い中山道をひたすら京都に向けて歩くだけになる。

急に街路樹と幅広の歩道に出た。野洲川に架かる大きな鉄橋で理想的なの広い道路はほんの数百メートルで尽きてしまった。

 

 車が向こうに群がっている。土手を横切る左右の道と斜めに入る側道と、この中山道の四差路である。信号はない。みんな器用に譲り合っているらしい。中には度胸のないクルマが立ち往生していた。

 

 そんなゴチャゴチャ道をふらふらした一台の自転車が走っている。かなりの高齢者が乗っている様子だが大丈夫らしい。

 

 今日は五個荘駅からおよそ25キロ先の守山駅まで歩いたが短い春の1日だった。

2014/3/24



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