東海道の旅

14:寄り道


(昔話)・・イボ取り地蔵



袋井宿・・JR東海道線/袋井駅

     袋井まつり(10月)

蒲原宿・・JR東海道線/新蒲原駅

     蒲原宿場まつり(11月)

 



〜掛川駅・・袋井宿・・袋井駅〜由比駅・・蒲原宿・・新蒲原駅〜


 昨日が梅雨入りだったようだが、もう中休みなのか強い日差しが照りつけた掛川駅を出発した。

道は狭く、ドブの蓋が歩道だ。10センチほどの消えかけた白線を頼りにしていたが、それを無視した車が来た。マキの生け垣を押すように逃げたが、足先ギリギリに車輪が通過した。逆方向から大型車が来たわけでも無いのに道の左側に車を寄せてきたのだ。ばーさん危ねーぞ。

 

 橋から川面を観察しながら足を休めてまた歩き出した。

近くの工場からガーン、ガーンと何かを叩くような響きが絶え間なくしていた。周りは田んぼで影響は無いのだろうが。何を作っているのか知りたくなった。

 

 道の両側は田んぼでそこに松並木が続いている。東海道は松並木が所々に残っていたが、松の根元と道路が同じ高さのは珍しい。おじさんが出てきたので話を聞いてみた。

 

 「昔の道路は低かったが、自動車が通ってからかさ上げされてきたのだ。あそこの松は最近トラックがぶつかって倒れかけたままになってるが、予算が付かないのでそのままだよ。朝からあの音がしていて、何でも自動車関係の工場らしいんだ。」

「この先にも松並木が残っているところがあるよ。ここのが一番だよ。」

 

 自慢の松並木は周囲が田んぼで町中の並木と違う昔の景色がそこにあった。

 

 懐かしさを探した袋井駅からバス移動して精進料理が食える可睡斎へ、百合根の昼メシが食えるぞ。急いで食事処へ。もう幾人かの人達は食事中で、緋毛氈を挟んで向かい合わせて座り、料理を待った。

 

 朱塗りのお膳が配られて給仕した方が合掌したのでこちらも合掌し箸を付け始めた。ユリ根のテンプラが主役で、ごま豆腐などが盛られていた。

 

 併設のユリ園は池の周りの小高い丘一面に赤や黄色など様々なユリが一面に咲いていて甘い香りが漂っていた。平日なのに沢山の見学者が写真を撮ったりして、散策路を巡っていた。

 

 袋井駅から1時間半ほどで、先日途中でリタイアした由比駅から新蒲原駅まで歩く事になった。

桜エビの巨大な飾りが付いた道路門と街道に並んだ桜エビのぼり旗だ。

 

 由比桜エビ通りの名前が付いている東海道を東に向けて歩き始めた。

2016/6/6


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