甲州街道の旅

1:内藤新宿・下高井戸宿


(物語)・・四谷怪談

    ・・古老に聞く



日本橋・・・・東京メトロ銀座線/日本橋駅

内藤新宿・・・東京メトロ丸ノ内線/新宿御苑前駅

       大新宿まつり(10月)他

下高井戸宿・・京王線/桜上水駅



〜日本橋・・内藤新宿・・下高井戸宿・・桜上水駅〜


 寒いが真っ青な冬空。いよいよ甲州街道歩き210kmの始まりだ。

甲州街道の終点は諏訪湖のほとりの諏訪大社になる。甲府まで将軍を避難させるために整備されたとされ、参勤交代に3回だけ使われたようだ。

 

 日本橋を渡り北に向かうと中山道と日光街道、奥州街道で、有名な老舗が並び、橋を渡らないで南方向に進むのが、東海道と甲州街道で、こちらはオフィスビルが並んでいる。

 

 皇居を巡ると甲州街道は新宿通りと名前が付いて、半蔵門で皇居から分かれて西に向かう。

四谷から街道を外れて新宿御苑の脇道に入った。そこには大木戸門があり、路地の突き当たりの石垣に錆び付いた鉄の扉がある。

 

 ひとまたぎ出来る流れは玉川上水と書かれた立て看板がある。それを囲むように雑木林の散歩道が造られていた。

 

 この歩道は御苑の塀沿いで長さは500mはあるか。この付近は平成24年に完成した。

そこの一角に人だかりがしている場所だ。写真を撮ったり、子供達がはしゃいでいる。真っ赤なモミジだ。日の光がスポットライトになり、青空に映えている。

 

 路地の入口の(牛窪地蔵)の看板と石碑と地蔵さんを発見、悪人を懲らしめるのに牛で両足を裂く刑罰であり、ここが東京の心霊スポットだ。

講談では、「市中引き回しの上、はり付け、獄門」となるが、まさか股裂きの処刑があるとは。

 痛かっただろうな。

 

 今日も悲惨な殺人事件があった。今は犯人が保護される世の中、この先はどうなることやら。

2014/12/2



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