〜日本橋・・内藤新宿・・下高井戸宿・・桜上水駅〜
寒いが真っ青な冬空。いよいよ甲州街道歩き210kmの始まりだ。
甲州街道の終点は諏訪湖のほとりの諏訪大社になる。甲府まで将軍を避難させるために整備されたとされ、参勤交代に3回だけ使われたようだ。
日本橋を渡り北に向かうと中山道と日光街道、奥州街道で、有名な老舗が並び、橋を渡らないで南方向に進むのが、東海道と甲州街道で、こちらはオフィスビルが並んでいる。
皇居を巡ると甲州街道は新宿通りと名前が付いて、半蔵門で皇居から分かれて西に向かう。
四谷から街道を外れて新宿御苑の脇道に入った。そこには大木戸門があり、路地の突き当たりの石垣に錆び付いた鉄の扉がある。
ひとまたぎ出来る流れは玉川上水と書かれた立て看板がある。それを囲むように雑木林の散歩道が造られていた。
この歩道は御苑の塀沿いで長さは500mはあるか。この付近は平成24年に完成した。
そこの一角に人だかりがしている場所だ。写真を撮ったり、子供達がはしゃいでいる。真っ赤なモミジだ。日の光がスポットライトになり、青空に映えている。
路地の入口の(牛窪地蔵)の看板と石碑と地蔵さんを発見、悪人を懲らしめるのに牛で両足を裂く刑罰であり、ここが東京の心霊スポットだ。
講談では、「市中引き回しの上、はり付け、獄門」となるが、まさか股裂きの処刑があるとは。
痛かっただろうな。
今日も悲惨な殺人事件があった。今は犯人が保護される世の中、この先はどうなることやら。
2014/12/2